そんなこんなで読み始めた。北方謙三の歴史小説
の特徴は私見ではあるが現代的のように思う。また、
頻繁に出てくる料理を作る部分の描写リアルなところ
にあると思う。文章は老練なというより30代ではない
のかと思わせるような若々しさ(荒さか?)を感じる。
まぁ、そんなことは置いておいて、水滸伝、原作とまっ
たく別物と考えてもらってよい。原作はファンタジー的
だがそれを現実的に、また、つじつまやキャラクターの
一貫性を再構築したもの。あ、また解説になったな~。
で、登場人物が梁山泊側だけで108人+αいる。官軍
側も入れるとかなりの人数になる。少なくとも108人の
漢の生き様が描かれている。もちろん、中にはしょぼい
死に方や、無駄死になどもある。だけどこの本を読み進
めるうちに思うのがそれでもよいのではないか、という
感情。それもまた漢の生き様なんだと思う。
引越しをしてからそろそろ疲れが出始めたときに出会った
この物語はおんぼろマンションを梁山泊よろしくオレの砦
と思わせる。もう少し突っ走ってやろうかと思う今日この頃。